Logicool MX ERGO S|静音&USB-C対応の最上位トラックボールを徹底解説

7年ぶりの進化を遂げた最上位トラックボール

モノ美
モノ美

トラックボールマウスって使ったことないんだけど、MX ERGO Sって何がすごいの?

ラボ太
ラボ太

ロジクールのトラックボールの最上位モデルが、7年ぶりにリニューアルされた。静音クリックとUSB-C対応が主な進化ポイントだ。

MX ERGO Sは、ロジクールのMXシリーズに属するトラックボールマウスだ。前モデル「MX ERGO」から約7年ぶりのアップデートとなり、静音クリック、USB-C充電、Logi Bolt対応という3つの改善が加わった。

トラックボールとは、本体を動かさずに親指でボールを転がしてカーソルを操作するデバイスのこと。手首や腕の動きを最小限に抑えられるため、腱鞘炎や肩こりに悩むデスクワーカーから根強い支持を受けている。

エルゴノミクス設計:2段階の角度調整

モノ美
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角度が変えられるって聞いたけど、どういう仕組み?

ラボ太
ラボ太

底面のメタルプレートを着脱することで、0度と20度の2段階で傾斜を切り替えられる。20度モードが特に好評だ。

MX ERGO Sの最大の特徴は、0度(フラット)と20度の2段階で角度を調整できるエルゴノミクス設計だ。底面の金属プレートが磁石で吸着する仕組みになっており、プレートを付けると20度の傾斜がつく。

20度の傾斜をつけた状態では、手首が自然な角度に保たれ、前腕の内側へのねじれが軽減される。長時間のデスクワークで手首や肩への負担が気になるユーザーには、この角度が快適だという評価が多い。

フラット(0度)の状態でも使えるので、まずはフラットから試して、慣れてきたら20度に切り替えるという使い方もできる。

静音クリック:旧モデルから約80%の音量低減

モノ美
モノ美

静音クリックってどれくらい静かなの?

ラボ太
ラボ太

旧モデルのMX ERGOと比べて約80%のクリック音低減。深夜の作業でも家族に気を使わないレベルだ。

MX ERGO Sの「S」はSilent(静音)を意味する。左右のメインクリックに静音スイッチが採用されており、従来の「カチカチ」という音がほぼ聞こえないレベルまで抑えられている。

オンライン会議中にマイクがクリック音を拾ってしまう問題や、カフェ・図書館など静かな環境での作業でも、周囲を気にせず使えるのは大きなメリットだ。クリックの押し心地自体はしっかりとしたフィードバックがあり、静音だからといって操作感が犠牲になっていないという点も評価が高い。

操作感:慣れるまでの道のり

トラックボール未経験者にとって、最初のハードルは操作への慣れだ。通常のマウスでは手首や腕を動かしてカーソルを操作するが、MX ERGO Sでは親指でボールを転がす。この操作方法はまったく異なる筋肉と感覚を使うため、最初は思い通りにカーソルが動かないことが多い。

モノ美
モノ美

どれくらいで慣れるもの?

ラボ太
ラボ太

一般的には1〜2週間と言われている。最初の3日間が一番つらいけど、そこを乗り越えればどんどん快適になっていく。

慣れた後は「もう普通のマウスには戻れない」という声が圧倒的に多い。特に手首をまったく動かさずに操作できる快適さは、一度体験すると手放せなくなるようだ。

操作のコツとして、DPI設定を最初は低めに設定し、慣れてきたら徐々に上げていくのがおすすめだ。Logi Options+アプリからDPIやボタンの割り当てをカスタマイズできる。

接続性とバッテリー

接続はBluetoothとLogi Boltレシーバーの2種類に対応。旧モデルのUnifyingレシーバーから最新のLogi Boltに変更され、接続の安定性と遅延の低減が期待できる。

接続台数は最大2台で、本体上部のボタンで切り替え可能。MX Master 3Sなどの3台対応モデルと比べると1台少ないが、仕事用と自宅用の2台を使い分ける程度であれば十分だ。

バッテリーはフル充電で最大4ヶ月(120日)持続。USB-C充電に対応し、1分のクイックチャージで約24時間使用できる。充電端子が前モデルのmicro USBからUSB-Cに変わったことで、ケーブルの使い回しが楽になった。

ボールのメンテナンス

モノ美
モノ美

トラックボールってメンテナンスが大変じゃない?

ラボ太
ラボ太

ボールの裏側にホコリが溜まるので定期的な掃除は必要だけど、ボールを外すだけだから作業自体は簡単だ。

トラックボール特有の注意点として、ボールと本体の接点にホコリや皮脂が溜まり、操作がぎこちなくなることがある。対策はシンプルで、ボールを外して内部を拭くだけ。頻度は使用環境にもよるが、1〜2週間に1回程度が目安だ。

ボールの取り外しは裏面の穴からペンなどで押し出すだけなので、特別な工具は不要。慣れれば30秒で終わる作業だ。

旧モデル(MX ERGO)との違い

旧モデルのMX ERGOから買い替えを検討している人向けに、主な変更点をまとめる。

  • 静音クリック搭載(旧モデルは通常クリック)
  • 充電端子がmicro USBからUSB-Cに変更
  • 接続がUnifyingからLogi Boltに変更
  • 水平スクロール(チルトホイール)の追加
  • 対応OSにAndroidが追加

基本的な形状やトラックボールのサイズは変わっていないため、旧モデルに慣れている人はスムーズに移行できる。静音性とUSB-C対応を重視するなら買い替えの価値はあるが、旧モデルに不満がなければ急ぐ必要はないだろう。

どんな人に向いているか

モノ美
モノ美

結局、MX ERGO Sはどんな人におすすめ?

ラボ太
ラボ太

手首の負担を最大限に減らしたい人、そして静かな環境で作業する人。トラックボールに慣れる覚悟があるなら、満足度は非常に高い。

おすすめの人

  • 腱鞘炎や肩こりに悩んでおり、手首の動きを最小限にしたい
  • オフィスやカフェなど、静音性が求められる環境で作業する
  • デスクスペースが限られている(マウスパッド不要)
  • 一度慣れたら同じデバイスを長く使い続けるタイプ

向いていない人

  • マウスを複数の場所に持ち運びたい(259gは重い)
  • 3台以上のデバイスを頻繁に切り替えたい
  • 画像編集など精密なドラッグ操作が多い
  • トラックボールの学習期間に耐えられない

まとめ

MX ERGO Sは、ロジクールのトラックボールマウスの最上位モデルにふさわしい完成度だ。静音クリックとUSB-C対応という7年越しのアップデートにより、日常使いの利便性が大きく向上している。

最大のハードルはトラックボール操作への慣れだが、そこを乗り越えたユーザーの満足度は非常に高い。手首の負担軽減を最優先にしたい人にとって、MX ERGO Sは最有力候補と言えるだろう。

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スペック

メーカー Logicool(Logitech)
型番 MX ERGO S(MXTB2d)
操作方式 トラックボール(親指操作型)
センサー 高精度光学センサー(512〜2,048 DPI)
接続 Bluetooth / Logi Boltレシーバー(2.4GHz)
接続台数 最大2台
バッテリー 最大4ヶ月(120日、フル充電)
充電 USB Type-C(1分の充電で約24時間使用可能)
重量 約259g
サイズ 132.5 × 99.8 × 51.4mm
ボタン数 6ボタン+チルトホイール
角度調整 0度 / 20度の2段階
静音クリック 搭載
対応OS Windows / macOS / iPadOS / ChromeOS / Android
Flow対応 対応
発売日 2024年9月
価格帯 約17,000〜18,000円

良かった点

  • 静音クリック搭載で、オフィスやカフェでも周囲を気にせず作業できる
  • 手首・腕をほぼ動かさず操作でき、腱鞘炎や肩こりの軽減効果が高い
  • 0度/20度の2段階角度調整で、好みの姿勢に合わせられる
  • USB-C充電に対応し、1分の充電で24時間使用可能なクイックチャージ
  • デスクスペースをほとんど取らず、狭い作業環境でも快適に使える

気になった点

  • 約259gと重く、持ち運びには向いていない
  • トラックボール操作に慣れるまで1〜2週間の学習期間が必要
  • 接続台数が最大2台で、3台以上のデバイスを使い分けたい場合は不十分
  • 定期的にボールを外してホコリを掃除するメンテナンスが必要
  • 精密なドラッグ操作(画像編集など)はトラックボールの特性上やや苦手
  • 価格が約17,000〜18,000円と高め

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Logicool MX ERGO S

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