手首の負担を減らすなら、どっちを選ぶ?

手首が疲れにくいマウスを探してるんだけど、MX VerticalとMX ERGO Sってどう違うの?

どちらもロジクールのエルゴノミクスマウスだけど、操作方法がまったく違う。MX Verticalは「縦型マウス」、MX ERGO Sは「トラックボール」。それぞれ向いている人が異なるんだ。
ロジクールのMXシリーズには、手首や腕への負担を軽減するエルゴノミクスマウスが2種類ラインナップされている。縦型マウスの「MX Vertical」と、トラックボールの「MX ERGO S」だ。
どちらも通常のマウスとは操作感が大きく異なるため、購入前に違いを理解しておくことが重要になる。この記事では両モデルのスペック・特徴・向いている人を比較しながら解説していく。
スペック比較表
| 項目 | MX Vertical (MXV1s) | MX ERGO S (MXTB2d) |
|---|---|---|
| 操作方式 | 縦型マウス | トラックボール |
| 重量 | 約135g | 約259g |
| 接続 | Bluetooth / Unifyingレシーバー | Bluetooth / Logi Bolt |
| 接続台数 | 最大3台 | 最大2台 |
| 充電端子 | USB-C | USB-C |
| バッテリー | 最大4ヶ月 | 最大4ヶ月 |
| 静音クリック | 非搭載 | 搭載 |
| 角度調整 | 57度固定 | 0度 / 20度の2段階 |
| Flow対応 | 対応 | 対応 |
| 対応OS | Windows / macOS / iPadOS / ChromeOS | Windows / macOS / iPadOS / ChromeOS / Android |
| ボタン数 | 6ボタン | 6ボタン |
MX Vertical:縦型マウスの特徴

縦型マウスって見た目がかなり独特だよね。普通のマウスとどう違うの?

手を「握手」するような姿勢で操作するのが最大の特徴。前腕のねじれが減るから、手首への負担が大幅に軽くなるんだ。
MX Verticalは57度の傾斜角度で設計されており、手を自然な角度に保ったまま操作できる。通常のマウスでは前腕が内側にねじれた状態になるが、縦型マウスではその負担が軽減される。
MX Verticalの強み
- 通常のマウスに近い操作感で、移行のハードルが比較的低い
- 約135gと軽量で、長時間使用でも手が疲れにくい
- 3台のデバイスに同時接続でき、切り替えもスムーズ
- マウスを動かす操作自体は従来と同じなので、直感的に使える
MX Verticalの注意点
- マウスを動かすスペースが必要(省スペースにはならない)
- クリック音はやや大きめで、静かな環境では気になる可能性がある
- Unifyingレシーバー対応で、最新のLogi Boltには非対応
- 細かいカーソル操作には慣れが必要との声もある
MX ERGO S:トラックボールの特徴

トラックボールって使ったことないんだけど、普通のマウスと全然違う?

まったく違う。本体は動かさず、親指でボールを転がしてカーソルを操作する。慣れるまで1〜2週間かかるけど、慣れると手放せなくなるという声が多い。
MX ERGO Sは、本体を固定したまま親指でトラックボールを操作するタイプのマウスだ。手首や腕を動かす必要がないため、腱鞘炎対策として選ぶユーザーが多い。
MX ERGO Sの強み
- 静音クリック搭載で、オフィスやカフェでも周囲を気にせず使える
- 本体を動かさないため、デスクスペースが狭くても問題ない
- 手首・腕をほぼ動かさないので、腱鞘炎や肩こりへの効果が高い
- 0度と20度の2段階で角度を調整でき、好みに合わせられる
- USB-C充電で、フル充電から最大4ヶ月使用可能
MX ERGO Sの注意点
- トラックボール未経験者は操作に慣れるまで時間がかかる
- 約259gと重く、持ち運びには不向き
- 定期的にボールを外してホコリを掃除する必要がある
- 精密なドラッグ操作(画像編集など)はやや苦手
- 接続台数は最大2台で、MX Verticalより1台少ない
操作感の違い

操作の感覚はどれくらい違うの?

MX Verticalは「普通のマウスの延長」、MX ERGO Sは「まったく新しい操作体験」と考えるのが近い。
MX Verticalは、縦型という形状の違いはあるものの、マウスを動かしてカーソルを操作する点は従来のマウスと同じだ。そのため、移行のハードルは比較的低い。数日あれば違和感なく使えるようになるだろう。
一方、MX ERGO Sは操作体験が根本的に異なる。親指でボールを転がすという動作は、多くの人にとって初めての体験になる。慣れるまでに1〜2週間かかるという声が一般的だが、慣れた後は「もう普通のマウスには戻れない」という評価が圧倒的に多い。
静音性の比較
MX ERGO Sは静音クリックを搭載しており、クリック音が旧モデルから約80%低減されている。オンライン会議中やカフェでの作業時に大きなメリットとなる。
MX Verticalには静音クリックが搭載されていない。クリック音は一般的なマウスと同程度で、静かな環境ではやや気になる可能性がある。静音性を重視するならMX ERGO Sに軍配が上がる。
どちらが自分に合っている?

結局、どっちを買えばいいの?

操作の移行しやすさを優先するならMX Vertical、手首・腕の負担を最大限減らしたいならMX ERGO S。使い方に合わせて選ぶのがポイントだ。
MX Verticalが向いている人
- 従来のマウスに近い操作感を維持したい
- マウスを複数の場所で使い回したい(軽量で持ち運びやすい)
- 3台以上のデバイスを切り替えて使いたい
- トラックボールに抵抗がある
MX ERGO Sが向いている人
- 手首・腕の負担を最大限に軽減したい(腱鞘炎対策)
- デスクスペースが限られている
- 静音クリックが必要な環境で作業する
- 一度慣れたら長期間同じマウスを使い続けるタイプ
まとめ
MX VerticalとMX ERGO Sは、どちらもロジクールが誇るエルゴノミクスマウスの傑作だ。「普通のマウスの進化系」であるMX Verticalと、「まったく新しい操作体験」を提供するMX ERGO S。正解はなく、自分の作業スタイルや優先したいポイントで選ぶのが最善だ。
どちらを選んでも、通常のマウスからの乗り換えで手首や肩の負担軽減が期待できる。長時間のデスクワークで体の負担が気になっている人は、ぜひ検討してみてほしい。
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