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Nothing Headphone (1)|KEFチューニングの実力は?スペック・評判を徹底解説

Nothing初のヘッドホンは「デザインと音の融合」

モノ美
モノ美

Nothingからヘッドホンが出たんだ!イヤホンのイメージが強いけど、実際どうなの?

ラボ太
ラボ太

Nothing初のオーバーイヤー型ヘッドホンだよ。しかもイギリスの老舗オーディオブランドKEFと共同開発していて、デザインだけじゃなく音にも本気で取り組んだモデルなんだ。

Nothing Headphone (1)は、2025年7月に発表されたNothing初のオーバーイヤーヘッドホン。イヤホンの「Ear」シリーズで培ったデザイン哲学を踏襲しつつ、音質面ではオーディオの名門KEFとタッグを組んだ意欲的な一台だ。

価格は39,800円。競合のSony WH-1000XM5やApple AirPods Maxと比べると控えめな価格設定で、デザイン・音質・機能のバランスがどこまで通用するのか注目されている。

デザイン:思わず二度見されるスケルトン筐体

モノ美
モノ美

Nothingと言えばあの透明デザインだよね?ヘッドホンでもやってるの?

ラボ太
ラボ太

もちろん。ハウジングにスケルトンパーツを大胆に使っていて、内部構造が透けて見えるんだ。カセットテープや昔のラジオを彷彿とさせるレトロフューチャーなデザインで、街中で着けていると目を引くよ。

Headphone (1)最大の特徴は、やはりNothingらしい透明パーツを大胆に使ったスケルトンデザイン。アルミニウム製のイヤーカップと透明なハウジングの組み合わせが、他のどのヘッドホンとも異なる独特の存在感を生み出している。

カラーはブラックとホワイトの2色展開。どちらもスケルトン部分の見え方が異なり、ホワイトの方がより透明感が際立つ印象だ。

ただし、デザイン重視の代償として折りたたみには非対応。イヤーカップが90度回転してフラットにはなるものの、コンパクトにはならない。持ち運びの頻度が高い人にとっては、ここが引っかかるポイントになるだろう。

操作性:タッチではなく「物理」で攻める

モノ美
モノ美

最近のヘッドホンってタッチ操作が多いけど、これもそう?

ラボ太
ラボ太

実はNothing Headphone (1)はあえて物理ボタンを採用しているんだ。ボリューム調整はダイヤル式、再生操作はパドル(レバー)式で、「触った感覚」がしっかりあるのが好評だよ。

タッチ操作の誤動作にイライラした経験がある人は少なくないだろう。Headphone (1)はその問題を物理コントロールで解決している。ローラー式のボリュームダイヤルは回す感触が心地よく、直感的に音量を調整できる。モード切り替え用のダイヤルも搭載しており、ANCとトランスペアレンシー(外音取り込み)の切り替えがワンタッチで可能だ。

この「あえてのアナログ操作」は、ユーザーからも高く評価されているポイントの一つだ。

音質:KEFチューニングの恩恵と課題

モノ美
モノ美

KEFって有名なの?音質にどう影響してるの?

ラボ太
ラボ太

KEFはイギリスの老舗スピーカーブランドで、オーディオマニアからの信頼が厚いメーカーだよ。ドライバーの設計やチューニングを共同で行っていて、「自然で正確な音」を目指しているんだ。

カスタム40mmダイナミックドライバーを搭載し、KEFのラボでドライバーの挙動、音響シミュレーション、トーンバランスの監修を受けている。「HiFiスピーカーの価値観をヘッドホンに持ち込む」というコンセプトで、中立性、空間の正確さ、聴き疲れのしにくさを重視した仕上がりだ。

音場の広さには定評があり、楽器の定位感が良いという評価が多い。特にクラシックやジャズなど、空間表現が重要なジャンルとの相性が良い。

モノ美
モノ美

じゃあ誰にでもおすすめできる音質なの?

ラボ太
ラボ太

実はそこが少し注意が必要なポイントでもあるんだ。デフォルトの音はやや暗めの傾向があって、中域と高域が控えめ。ポップスやEDMをよく聴く人は、EQで調整した方が満足度が上がるよ。

デフォルトでは低域寄りのダークな音質で、中域が3〜4dBほど目標値より低く、8kHz以上の高域もロールオフする傾向がある。そのため、ボーカルの抜けやシンバルのキレを求める人には物足りなく感じる場面がある。

ただし、Nothing Xアプリには8バンドのパラメトリックEQが搭載されており、細かい音質調整が可能。EQ調整後の音質評価は大幅に改善されるため、購入後はまず自分好みに調整することをおすすめする。

モノ美
モノ美

パラメトリックEQって何?普通のイコライザーと違うの?

ラボ太
ラボ太

普通のイコライザーは決められた周波数しか調整できないけど、パラメトリックEQは周波数の位置、幅、強さを自由に設定できるタイプだよ。より細かく自分好みの音に追い込めるから、オーディオ好きには嬉しい機能だね。

LDAC対応でワイヤレスでもハイレゾ相当の音質を楽しめるほか、USB-C有線接続では24bit/96kHzのロスレス再生にも対応。3.5mmケーブルでの接続も可能で、接続方法の選択肢が豊富なのは嬉しいポイントだ。

ノイズキャンセリング:実力は十分、ただし完璧ではない

モノ美
モノ美

ノイキャンの効きはどのくらい?ソニーとかと比べてどう?

ラボ太
ラボ太

平均85%の騒音低減率というテスト結果もあって、ハイブリッドANCの実力はなかなかのもの。電車やカフェの騒音はかなり抑えてくれるよ。ただ、風切り音の処理はまだ改善の余地があるみたい。

ハイブリッドANCを搭載し、High / Mid / Low / Adaptiveの4モードから選択可能。低周波ノイズに対して15〜25dBの低減を実現しており、電車内のゴーッという走行音やエアコンの駆動音はしっかり打ち消してくれる。

モノ美
モノ美

ハイブリッドANCって普通のノイキャンと何が違うの?

ラボ太
ラボ太

ヘッドホンの外側と内側の両方にマイクを配置して、二重で騒音を打ち消す仕組みだよ。外側だけだと低音に強くて高音に弱い、内側だけだとその逆になりがちだけど、両方組み合わせることで広い周波数帯をカバーできるんだ。

Adaptiveモードでは周囲の環境をリアルタイムに分析し、ANCの強度を自動調整してくれる。静かな場所では弱く、騒がしい場所では強くなるため、バッテリーの節約にもつながる。

ただし、ソニーWH-1000XM5やBose QuietComfort Ultra Headphonesなどの定番モデルと比べると、人の声の帯域の遮断力ではやや劣るとの評価もある。カフェでの作業用途など、人の会話をしっかり遮断したい場面では上記モデルに軍配が上がる可能性がある。

バッテリー:80時間は伊達じゃない

モノ美
モノ美

80時間ってすごくない?本当にそんなに持つの?

ラボ太
ラボ太

ANC OFFの状態で最大80時間。ANC ONでも約35時間持つよ。実測でも公称値を上回ったというレビューもあるくらいで、バッテリー持ちは間違いなくトップクラスだね。

ANC OFF時で最大80時間、ANC ON時でも約35時間というバッテリーライフは、同価格帯のヘッドホンの中でも突出している。参考までに、Sony WH-1000XM5はANC ON時で約30時間だ。

さらに嬉しいのが急速充電への対応。5分の充電で約5時間再生できるため、出かける直前に充電を忘れていても安心だ。充電端子はUSB Type-Cで、多くのデバイスとケーブルを共有できる。

装着感:デザインの代償か

モノ美
モノ美

見た目はカッコいいけど、つけ心地はどう?

ラボ太
ラボ太

ここは正直、評価が分かれるポイントだね。メモリーフォームのイヤークッションで短時間なら快適だけど、329gという重さは長時間使うとジワジワ効いてくるみたい。

重量は329gで、Sony WH-1000XM5の約250gと比べると約80gほど重い。短時間の使用では気にならないが、2時間を超えると首や頭頂部に疲労を感じるという声が見られる。

イヤーパッドのクッション性は良好で、耳を包み込むフィット感は悪くない。ただし、アルミ素材の影響もあってかメガネとの相性が良くないという指摘もある。メガネのつるが挟まれる部分に隙間ができ、ノイキャン性能の低下や音漏れにつながる場合がある。

自宅やオフィスでの据え置き使用がメインなら問題ないが、通勤電車で毎日使うことを想定している人は、店頭で試着してから判断した方が良いだろう。

通話品質:6基マイクで実用レベル

6基のマイクとENC(環境ノイズキャンセリング)を搭載しており、通話時に周囲の雑音を抑えて声をクリアに届けてくれる。リモート会議での使用にも十分対応できるレベルだ。

ただし、風の強い屋外での通話では風切り音が入りやすく、通話品質が低下するとの報告もある。屋外通話がメインの用途であれば、この点は頭に入れておきたい。

競合との比較

項目 Nothing Headphone (1) Sony WH-1000XM5 AirPods Max (USB-C)
価格 39,800円 約50,000円 84,800円
重量 329g 250g 395g
バッテリー(ANC ON) 約35時間 約30時間 約20時間
ドライバー 40mm(KEF共同開発) 30mm Apple設計ドライバー
コーデック LDAC / AAC / SBC LDAC / AAC / SBC AAC
有線接続 3.5mm / USB-C 3.5mm Lightning / USB-C
防塵防滴 IP52
モノ美
モノ美

こうやって見ると、コスパは良さそうだね。

ラボ太
ラボ太

価格を考えると機能面ではかなり健闘しているよ。39,800円でLDAC対応、80時間バッテリー、IP52防滴は魅力的。ただしANCの精度や装着感の軽さではソニーに分があるから、何を優先するかで選択が変わってくるね。

Headphone (a)との違い:1万2,000円の価格差で何が変わる?

モノ美
モノ美

廉価版のHeadphone (a)も出たよね?ぶっちゃけそっちでよくない?

ラボ太
ラボ太

2026年3月に発売されたHeadphone (a)は27,800円で、Headphone (1)より約1万2,000円安いんだ。見た目は似ているけど、中身はけっこう違うよ。どこに価値を感じるかで選択が変わってくるね。

項目 Headphone (1) Headphone (a)
価格 39,800円 27,800円
重量 329g 310g
素材 アルミニウム+透明パーツ ポリカーボネート(プラスチック)
ドライバー 40mm(KEFチューニング) 40mm チタンコート振動板
ANC性能 最大42dB 最大40dB
マイク 6基 4基
バッテリー(ANC OFF) 最大80時間 最大135時間
バッテリー(ANC ON) 約35時間 約75時間
Bluetooth 5.3 5.4
カラー ブラック / ホワイト ブラック / ホワイト / ピンク / イエロー

音質の差:KEFの有無が効いてくる

最も大きな違いは音質チューニングにKEFが関わっているかどうか。Headphone (1)はKEFのラボで音響監修を受けており、音場の広さや楽器の定位感で明確なアドバンテージがある。一方、Headphone (a)は中域がややこもりやすく、音の解像度ではHeadphone (1)に一歩譲るという評価が多い。

バッテリーはHeadphone (a)が圧勝

バッテリー持ちではHeadphone (a)が圧倒的。ANC ONでも75時間、OFFなら驚異の135時間という数値はHeadphone (1)の約2倍にあたる。充電の手間を極力減らしたい人にとっては、この差は見逃せない。5分の急速充電で8時間再生できる点もHeadphone (1)の5時間を上回る。

素材と質感の違い

Headphone (1)はアルミニウム製イヤーカップによる高級感がある一方、Headphone (a)はポリカーボネート(プラスチック)製。その分Headphone (a)の方が約19g軽く、長時間の装着では有利だ。ただし、所有欲を満たす質感という点ではHeadphone (1)に軍配が上がる。

通話品質はHeadphone (1)が上

マイク数が6基と4基で差があり、通話のクリアさではHeadphone (1)が有利。リモート会議での使用が多い人は、この点も判断材料になるだろう。

モノ美
モノ美

結局どっちを選べばいいの?

ラボ太
ラボ太

音質と質感にこだわるならHeadphone (1)、バッテリー持ちとコスパ重視ならHeadphone (a)だね。デザインの雰囲気は似ているから、予算と使い方で選ぶのがベストだよ。ポップなカラーが欲しい人はHeadphone (a)一択になるね。

こんな人におすすめ

  • 他人と被らない個性的なデザインのヘッドホンが欲しい人
  • カフェや自宅での作業用に、長時間バッテリーのヘッドホンを探している人
  • タッチ操作より物理ボタン派の人
  • EQ調整で自分好みの音に追い込みたいオーディオ好き
  • 予算4万円前後でANC搭載ヘッドホンを検討している人

逆に、軽さと装着感を最優先する人や、デフォルトの音質で完成された製品を求める人は、Sony WH-1000XM5の方が満足度が高い可能性がある。

まとめ

Nothing Headphone (1)は、Nothing初のオーバーイヤーヘッドホンとしてかなり意欲的なプロダクトだ。唯一無二のスケルトンデザイン、KEFとの共同チューニング、80時間の圧倒的バッテリーと、39,800円という価格に対して提供される価値は大きい。

一方で、329gの重さやデフォルトの音質の暗さ、折りたたみ非対応など、実用面での課題も残る。「第一世代」らしい粗さはあるものの、それを補って余りあるデザインの魅力と独自のキャラクターを持った製品と言えるだろう。

デザインに惹かれた人は迷わず手に取る価値がある一台。音質にこだわる人も、EQ調整を前提にすれば十分に楽しめるポテンシャルを秘めている。

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スペック

メーカー Nothing
型番 Headphone (1)
タイプ オーバーイヤー密閉型
ドライバー カスタム40mm ダイナミック(KEFチューニング)
重量 約329g
バッテリー 最大80時間(ANC OFF)/ 約35時間(ANC ON)
急速充電 5分充電で約5時間再生
対応コーデック SBC / AAC / LDAC
有線接続 3.5mm / USB-C(24bit/96kHz対応)
ノイズキャンセリング ハイブリッドANC(High / Mid / Low / Adaptive)
マイク 6基(通話用ENC搭載)
防塵・防滴 IP52
Bluetooth 5.3
カラー ブラック / ホワイト
価格 39,800円(税込)

良かった点

  • カセットテープを思わせるスケルトンデザインが唯一無二で所有欲を満たしてくれる
  • KEF共同開発による音質は解像度が高く、広い音場で楽しめる
  • 最大80時間のバッテリーは同価格帯で圧倒的なスタミナ
  • 物理ダイヤルやパドルによる操作感が心地よく直感的
  • IP52対応でオーバーイヤー型としては珍しい防塵・防滴仕様

気になった点

  • 329gとやや重く、長時間の外出使用では首や頭に負担を感じる場合がある
  • デフォルトの音質は暗めの傾向で、EQ調整が前提になる
  • 折りたたみに非対応で、持ち運び時にかさばる
  • 一部機能がNothingデバイス専用で、iPhone等では制限がある

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Nothing Headphone (1)

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